静岡県の浜松商工会議所は6日、新型コロナウイルス感染症が企業活動に及ぼす影響をまとめた調査結果を発表した。7割超が「マイナス影響」と答え、事態の深刻さが浮き彫りになった。
調査は2月18~28日、役員企業519社に対して実施、298社が回答した。「すでにマイナス影響が出ている」と答えた企業は飲食・宿泊で58%に上った。具体的には「中国からの部品、原材料、商品などの調達、輸入に支障」が31.1%で最多。「日本人の外出手控えによる売り上げ減少」も29.7%あった。
調査時点より感染が拡大しており、同所は「マイナス影響を受けている企業はさらに増えている」と推測している。